13/04/30

posted by
m-ichiki


4月22日、近畿税理士会の理事会がありました。臨時理事会がなけ
れば、現メンバーでは最後の理事会となります。

その理事会に先立ち、日税連税理士法改正特別委員会の宮口定雄特
命委員による「税理士法改正に係る研修会」が開かれました。
税理士法改正については全12項目からなる「税理士法に関する改正
要望書(平成26年度改正要望項目)」が取りまとめられております
が、それについての説明でした。

研修会の中で「改正を『他人事』と思っている会員が多いのではな
いか?」との指摘がありました。
2009年11月に日税連から「税理士法改正に関するプロジェクトチー
ムによるタタキ台」が公表されて17項目について会員に意見募集が
行われたところ、意見の提出が全国から3251件寄せられました。こ
の件数は「延べ」ですので1人が10項目について意見を出せば10件
とカウントされます。したがって、意見を提出したのは3251を相当
下回るのだと思います(全国青年税理士連盟でも全項目について意
見を提出しましたので・・・)。全国に7万人を超える会員がいる
と思えば、実際に意見を提出した会員はほんの一握り、ということ
になるのでしょう。

この「声なき声」について判断が難しく、「タタキ台に賛成なので
意見を出さない」のであればまだ良いのですが、無関心がその原因
であるとするならば・・・

私は近畿税理士会制度部に籍を置いておりますが、制度部では税理
士制度に関心を持っていただくために税理士法研修会のため各支部
への講師派遣を行っております。支部例会のテーマを探しておられ
るところなどがあれば、制度部にご連絡いただければと思います。

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