フィレンツェ編 (1)
とても地味な、いや、とても落ち着いた佇まいのボローニャからフィレンツェへ。
正直、イタリアをあまり好きになれない気持ちを180度変えてくれた街。
ここはメヂチ家が作ったと言っても過言ではない。
花の街と言われるだけあってとても華やかな街だ。
そして、ドゥオモを始めとする教会、美術館、市場、ベッキオ橋、広場など、
見どころがキュッとまとまっている所も観光客には有難い。
朝イチから、おのぼり観光客まるだしで、ドゥオモ横のジョットの鐘楼に登ってみた。
意外にも結構な高さだったので、高所恐怖症の私は手を震わせながらヘッピリ腰で写真を撮った。
礼拝堂も足を踏み入れると、厳かな空気ながらゴージャスな作り。一概に宗教関連のものはとてもお金と手間がかけられている。
なんでもこれは、宗教を使って圧倒的な力を見せつける事で人々を掌握しようとした当時の思惑もある様で・・・。
今となってはこの様な豪華な装飾が施された物を作るのは、価値観の変化や資金面などから不可能だそう。
そう聞けば、ますます貴重に思われる歴史の産物なのだ。
次回はフィレンツェの街を一望できるミケランジェロ広場をお伝えします。
(写真は実際に現地で撮影したものです。)
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