13/07/05
posted by管理者
【カテゴリー】 自分のこと
眼の前に突然巨大なスクリーンが現れ、鮮明にその場面が浮かび上がり、まるで自分が今その場所にいるかのような臨場感あふれる体感ができる、そんな小説に巡りあうことが年に何度かあります。先日読んだ宮尾登美子さんの「序の舞」がそうでした。そのような作品に出会えたことに対するこの上ない喜びと同時に、あまりの筆力の凄さに圧倒され、読み終わった後は、毎週楽しみにしていた大長編大河ドラマがとうとう完結を迎えたような、そんな脱力感と解放感とでいっぱいになりますが、幸せなひとときです。
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