13/11/01

posted by
k-kanazawa

あるお客さんからのご依頼で、昭和60年頃からの所得税と住民税の税率の変遷を調べました。

30年弱の期間の中で、税率はコロコロ変わっています。

現在、個人の所得にかかる所得税の税率は5%~40%までの6段階、住民税の税率は一律10%になっており、

合計の最高税率は50%となっています。

これに対し昭和60年当時の税率は、所得税が10.5%~70%までの15段階、住民税が4.5%~18%までの14段階になっていて、

合計の最高税率は何と88%にもなっていたようです。

今でも最高税率50%というのは高いと思うのですが、この当時はとんでもない税率だったのですね。

また、税率の段階の多さにビックリしました。

昭和60年に88%だった最高税率は徐々に引き下げられ、現在の50%になって15年位立ちました。

この引き下げ傾向もいよいよ終わりを告げ、平成27年分より所得税の最高税率が45%に引き上げられることが決まっています。

(※)平成25年分以降の所得税については、「復興特別所得税」が別にかかります。(平成49年分まで)

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