顔に突き刺すような冷たい風を受け、無意識にコートのポケットに手をつっこむ日々が多くなってきました。
京都の鴨川沿いに数キロに渡って列をなしている桜の葉々も見事に色づき、紅色はもちろん、朱色、赤色、紫色、黄色、薄黄色、山吹色、などなど・・・、
カラーコーディネーターの方がおられたら、垂涎の光景が辺り一面に広がっています。
同じ桜、同じ木、葉の大きさも同じ。なのにこれだけ葉の色が異なるというのはなんとも不思議なもので、
日の光の当たるところから色づいているのかと思いきや、内側から色づいているものもあり、
でも一面同一色だったらきっととてもつまらないんだろうなと、そして日本語にたくさんのこの微妙ないろの表現を可能にする語彙があることが
ありがたいと、そう思います。
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