14/02/21

posted by
j-tanioka

ただいまソチオリンピック終盤。
女子フィギュアショートプログラムで思わぬドラマが起きた。
浅田真央ちゃんがまさかのジャンプミス連発、16位に。
その信じられない結果に日本中、いや、きっと世界中のファンがキツネにつままれたに違いない。
真央ちゃん本人はなおさらだろう。

終わってみて何も分からない。
頭が真っ白…。

私は一流アスリートでもなく、一流の人間でもないが、なんとなくその状態が理解出来る様に思う。
やるべき事に頭と心がいっぱいで、体がついていってない状態。
やらなければと思えば思うほど焦燥感で体が強張り、頭が過熱して働かない。
誰にでも起こる事だと思う。
見ていて辛いが、当の本人はもっと辛いはずだ。

こんな時こそ、人間の真価が問われる。
一部マスコミで真央ちゃんを非難するコメントを知った。
辛い立場の人を非難するのは簡単だ。
非難する人は、実は自分は非難の対象にすら上がらないその他大勢の立場なのだ。
その事に何の努力もしてない立場なのだ。
非難など、どの口が言う、である。

かたや真央ちゃんは翌日のフリープログラムで自分の演技を出し切り、自己ベストを更新した。
逆境の中で、やるべき事をやり切った姿を見せてくれた。
清々しかった。

人間は二種類しかいない。
改めてそう思った女子フィギュアだった。

コメント

名前:
URL:
コメント:

送信

最新記事


ページトップ