今、あじさいが旬。
あじさいは土壌のphによって色が変わるのだとか。
酸性だと青に、アルカリ性だとピンクになるのだそう。
街を歩いていると、青いあじさいが圧倒的に多い気がする。
個人的には青い方が好きなので花を愛でるにはいいのだけど・・・
でもこれって冷静に考えると、土壌全般が酸性に傾いてきてるって事じゃないの??
酸性雨がひどく騒がれたひと昔前。
それから察するに、何かにつけて酸性化は良い状態ではないだろう。
土壌の酸性化には酸性雨も大きく影響してるそうだ。
酸性雨の主な原因は人間が出す大気汚染物資だと言われている。
土壌から作られる米や野菜、草を糧とする草食動物、その草食動物を食べる肉食動物。雨が注ぎ込む川や湖、海に住む魚。
酸性雨の問題はすべての生き物に影響しているし、最悪は生態系の破壊もあり得る問題なのだ。
そしてそれらすべてを口にする人間。
結局、原因を作っている人間に丸ごとはね返ってくる。
紫陽花は語る。
色で人間に警告を発する貴重な存在だ。
今やあじさいを脳天気に愛でてる場合ではないのかもしれないな、とフト思ったりする雨の金曜日。
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