この時期は、朝起きると、顔を洗うより先に窓を開け、鉢植えの土の状態を見るのが習慣になります。
近頃のうだるような暑さで、一日一回朝の水やりだけでは土はカラカラ。そうはいっても二回も水をやれる余裕もなく、植物に物が言えたら、開口一番きっと「み、みず・・・」と訴えかけてくることでしょう。そう思って鉢植えをみると、最近伸び放題のサフィニアサマーの先端は、ちょうど5本ぐらいに茎分かれしていて、まるで水を求めて訴えかけるヒトの手のように見えなくもありません。
そんな植物たちに水をあげたときの水が葉に当たるときの、シャワシャワという音が何とも好きです。葉の多さや厚さによってサワサワだったりサラサラだったりもしますが、雨乞いをしている村人が待ちに待った雨を喜ぶかのように、植物たちの歓喜の声に聞こえる気がするのです。
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