8月も半ばになり、お盆休みに入ります。あまり慣習にこだわらない我が家も、お盆休みの墓参りだけは毎年欠かしたことがありません。そしてお墓の前では手を合わせ先祖に感謝します。
この手を合わせるという行為、仏教の世界では一般的に、右手が清らかなる手、左手は不浄の手と言われています。今でもインドなどヒンズー教徒が多い地域では、食事など左手では取らないというルールがあるらしいのですが、清らかなる右手で、左手で行った不浄のことを清浄なるものにするという意味があるとのこと。
一年の計は元旦にありといいますが、この時期にご先祖様の前で手を合わすことで、良くも悪くも、一年の計の途中経過を振り返る良い機会かもしれません。ご先祖様は何と仰るかなぁ。
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